赤ちゃん時代(母から聞いた話)
我が家はど田舎で、貧乏な家でした。
なんとか最低限の衣食住は、出来ていました。
当時、曽祖母、祖父、祖母、父、母、兄、私の7人家族でした。
父は母の実家に入ったので、マスオさんです。
父の給料が安定していなく、母が働きに出なければ生活出来ませんでした。
母の育児休暇は1ヶ月だけ。
私が生後2ヶ月には、母は仕事へ復帰していました。
さらに私は哺乳瓶を全く受け付けず、母乳しか飲まない赤ちゃんだったそうです。
つまり…母がいなければ、何も与えられない。
水分補給さえも出来ない。
母は昼休憩に一度自宅に戻り、その際に母乳を与えただけだそうです。
母が仕事に行く前、昼休憩、帰宅後…3回だけしか食事(母乳)を与えられませんでした。
赤ちゃん育てた方なら分かると思いますが…、こんな回数の母乳では全然足りません。
今の時代なら確実に育児放棄、栄養不足と言われるでしょう。むしろ虐待を疑われるかな?
よく生きていたな私…と今なら思います(笑)
更に母はフルタイムで仕事、土日も我が家は農家だった為、田んぼや畑仕事などをやり、ほとんど私と過ごす時間はありませんでした。
私の世話は、曽祖母(ひいおばあちゃん)がしていたようです。
泣きじゃくるので、ずっとおんぶされていたとか。お腹すいてるからそりゃそうだわな。。
今更ながら、私は赤ちゃんの時から色々可愛そうだったんだなって(笑)
まぁ、母が悪い訳ではなく、仕方ない状況だったからなんですが。。。
そんな赤ちゃん時代を過ごしながらも、なんとか成長していったようです。